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「林檎の発泡酒 シードルの現場から~レポート」


秋といえば、林檎。
日本も可也美味しい林檎が生産される国だけど、フランスで林檎といえば、ノルマンディ。
ノルマンディは林檎の産地としてフランスでは大変有名な地方です。

シードル〔cidre〕という林檎の発泡酒は日本ではあまり馴染みは無いけれど、フランス、特に西の地方では毎日の様に飲まれている、飲料です。

今日はノルマンディ地方、パリからTGVで約一時間半のLAVAL,そこから車で50キロ走った、MAYENNEにあるシードル農家から、シードルの製造行程をレポート!!!

フランスの林檎は、日本のものに比べると小粒で酸味が強いのが特徴。

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まずは、林檎を洗い、機械で砕いていく

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細かく砕かれた、果実

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その次に、絞った果汁が大きな樽に入れられ、寝かされる。

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その後、発酵行程を経て、瓶詰めされていく。

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現在は林檎の粉砕は機械によって行われるのだが、機械の無かった時代は、この道具で林檎を粉砕していたと、オーナーさんに説明してもらった。
これは、周りの溝の部分に大きな石が入れられ、馬がグルグル回りを回って、その石を引っ張り、中にある林檎をつぶしていたのだと。

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ノルマンディは林檎のお酒は欠かせないから、秋10月と11月の2ヶ月間は、シードル農家は仕込みで大忙しだそうだ。

この農家は、林檎のシードルの他、洋梨で作るポワレ。林檎で作るブランデー、カルバドス。
その他、沢山の果実酒や、ジャム、パテなどを製作している。

ちなみに、シードルは、アペリティフ〔食前酒〕としても、食事と一緒のお酒としても楽しめる。
洋梨のポワレは、シードルに比べるとあっさり味で、これは、食事と合わせていただくことが多い。

この農家はご夫婦で経営されていて、家庭的な味に私はハマってしまっている。
フランスでは、有名な某ジャム店もあるが、私はここのジャムが一番好き。

次回は、ここのご自慢の自家製ジャムをご紹介しましょうね。

我が家では、このシードル、殆ど毎日といって良いほど頂いていて、日本で言う、ビールの役目みたいな感じと言っていい。

さっぱりと、甘く、フルーティな香り。
これは、一度ハマルと、なかなかのもの。

ちなみに、お値段は、一本750ML入りで、2ー3ユーロくらいとお手ごろなので、皆さんもフランスに来られたら是非、お試しくださいね~。

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by yboulangere | 2007-10-23 12:04 | フランス