La Baguette magique de la gourmandise     **食いしん坊の魔法の杖**

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日帰りルクサンブルクの旅 ~Relais Desserts のパティスリー ”OBERWIS"を訪ねて~vol3最終回

f0053008_10204255.jpg3日間に渡ってお伝えして来た今回のルクサンブルグ日帰り旅行記、今回が最終回。

  
<ガトーショコラ>
グラッサージュの下にはカフェ風味のバタークリーム。オペラを思わせる。
夫が一番驚いていたのは、カフェクリームの中にキャラメリゼされたピーナッツが入っていて、何とも言えない食間に仕上がっている。
通常、この中にはプラリネか胡桃が入っていると相場は決まっているからである。
夫曰く、ショコラはバローナでは無いか???と。
舌の上でスーッとショコラが溶けていく・・・甘さには嫌みが無く
さっぱりと、しかしコクのある上品なショコラである。

<モンブラン>
このモンブランは絶品であった!!!
通常モンブランの一番底にはムラング(メレンゲ)が敷かれていて、その上にクレームシャンティ。
そしてその上から栗のペーストが覆い被さっている。これが通常のモンブラン。
しかし、Relais DessertsのOBERWISのモンブランはには、夫は目を丸くして感激。
タルトの中に何層にも重なったクリームの層ががる。
一番したはタルト生地のパートスクレ。
その上にはアプリコットのピューレ。このピューレが酸味を利かせていて
栗の甘さにアクセントを与えている。
その上にはクレームシャンティ。
ほんのりとラム酒の香りがする。
そして一番上にはマロンペースト。
マロンペーストとクレームシャンティの間にもわずかにフワッとアプリコットの酸味がサンドされている。
計算された構成である。

素晴らしいガトーを頂きながら、二人で分析。
ノートを取り出しでメモを取る。
お店の人の目なんて気にしない、気にしない。

早速夫は経営するパリ13区にあるパティスリーに帰り、お店のパティシエと相談。
間もなく、試作がはじまり、近い内にウチのお店でもこの2ツのガトーが作られるかも知れない。
パクりであるが。。。まあ、黙っておこう。
このブログがフランス人に読まれない限り、バレないから・・・かな???

14時の約束を済ませ、パリへ。
電車の中では二人で今日を振り返って話しに夢中になって、5時間という長時間にも関わらずあっという間にパリに到着した。

電車のトラブルもあったりで、家に戻ったのは夜の10時をまわっていた。
疲れたけれど、とても充実した日帰り旅行、Relais Desserts のお菓子を訪ねて、
日帰りの旅は終わり。

来週はロンドンへ一泊二日の旅。
もちろん、仕事であるけれど、ついでに又美味しいパンとお菓子を食べ歩き。
パン職人である私と、お菓子職人である夫。
私達夫婦の食に対する執念は留まるところを知らない様である。f0053008_10205444.jpg
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by yboulangere | 2006-02-06 10:21 | お菓子