DENISE ACABO A L'Etoile D'or パリ9区
ショコラトリー・コンフィズリー ドゥニーズ・アカボ ア レトワ-ル
今日、名物おばあちゃんとめぐり合った。
その方は、何と70歳。
パリ9区、ムーランルージュの近くにショコラティエ・コンフィズリーを構えて35年になるという。
マダムは、フランス中から商品をピックアップし、ご自分が納得したものだけを取り揃え、販売されている。
昔から、フランスの俳優さんの御用達のお店として名高く、お店近くに点在しているテアトルからは、俳優さんたちからの注文が入るそうである。
其の中でも俳優さんたちに人気なのが、コレ。
アーモンドとか色々なナッツがチョコレートコーティングされている一品。
トレードマークのお下げ髪は、35年前から変わっていないそうで、お化粧気の無い素顔は、まるで少女の様・・・
なんでも、どうやって髪をセットしたらいいか解らなくて、お下げ髪を結った、お化粧もどうしたらいいか解らないから、いつも素顔だと。
イギリススタイルのコスチュームもまた、マダムのトレードマーク。
「私はね、来てくれたお客様に、全ての商品を説明するのよ。見ている人を放っておいて、レジだけ打つ・・・なんて商売、興味ないから・・・私は70歳を超えたけど、幸せだから、お店を辞めるつもりなんて、無いわ!!!」
と、と~ってもおしゃべりなおばあチャマ。
私達も、弊店の自慢のマカロンをお土産に持って行き、軽く30分は話に夢中になっていた。
お店に並ぶ商品は、どれも素敵。まるで、ここはお菓子の玉手箱。
フランスの地方から、有名ではないけど、心がこもって、美味しい商品を探しては、お店に並べている。
フランス人の間でも、日本人の間でも有名なのが、コレ。
ブルターニュ地方の塩味キャラメル「アンリ・ルル」パリでは、ここでしか手に入らないそうである。
また、一年で一回しか売り出されない、特別なヌガーは、10月1日の発売を心待ちにしているファンが押し寄せるそうだ。
フランス映画「アメリ」の監督さんも、昔ながらのおなじみだとか。。。
今後は、弊社のプログラムの「パリ・パン屋 お菓子や巡り」に加えようと思う。
私達のお店から、歩いて、15分ほどのところにある、このお店。古き良き、レトロなフランスのお話を伺いに、再々足を運びたいと思っている。
パリ・パン屋 お菓子や巡りは、研修にご参加いただく皆様にご案内しているプランです。
パリ市内のお勧めパン屋・お菓子屋・ご希望があれば製菓製パン道具屋にもご案内。
詳しくはこちら↓↓↓
http://www.yoshimi-boulangere.com/