フランス菓子の中で、日本で知られているものに、ミルフィーュというお菓子がある。
日本では、ミルフィーュと呼ぶが、正確には、「ミルフォイユ」という。
「千枚の葉っぱ」という意味である。
ミリフォイユの生地は、Pate-Feuilletee パート・フィルテという、パイ生地を使う。
パート・フィルテは6回の折込で、千枚の層を作っていく。
その間には、クレーム・パティシエール〔カスタードクリーム〕を2層に挟んでいく。
はじめ、長い生地で組み立て、その後一つづつに切り分けていく。
通常、ショコラ、とバニラの2種類。
研修の同行等でお店を訪ねるとき、運良く、店出しの準備中だったりすると、切り端のオコボレを頂戴できることがある。
切れ端だって、ミルフィーュに変わりはない。
思わず、キャー!!!と、悲鳴を上げて、この切れ端のオコボレを頂く。
なんともいえない美味しさ。
お金を払って買ったミルフィーュとは又、一味も、二味も違って感じるのは何故だろう???