La Baguette magique de la gourmandise     **食いしん坊の魔法の杖**

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「Marseille Nice の旅 ~フランス最後の粉挽き小屋を訪ねて~」



No 6 ポールさんのカンパーニュのお話
http://www.yoshimi-boulangere.com/ybshokutabi2.html


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「カンパーニュって言うのはね・・・」

その昔・・・カンパーニュっていうのは何日経っても美味しく、時間が経つにつれ味わいが増してくる・・・という食べ物だったと。
南フランスは太陽の日差しが強く、流行のバゲットという形のパンは朝買っても午後にはカチカチになってしまう。
太陽の日差しの強い南仏では特に水分の保持が適しているカンパーニュが好まれる。

「カンパーニュの皮をどうして厚く焼くかって言うと・・・水分をしっかりとパン生地に保たせる為だ。」と。
特に、石釜〔フランスでは薪釜という〕でじっくりと焼き、表面を厚くしたカンパーニュは特に絶品と。

しかし、今は昔食べていた本当に美味しいカンパーニュが無くなって来たと、ポールさんは嘆いていた。
カンパーニュが何であるかを知る事が、一番大切なのではないかと。

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アルプスから流れ出る山水を引き、地元の小麦を石臼で挽き、薪釜でじっくりと火を通したカンパーニュはいかほどの美味しさだろう。
今回はシーズンオフでポールさんはパンを焼いていなくて、残念ながら頂くことが叶わなかった。
しかし、頂けなかったから・・・絶対に又訪れると・・・それも良いかも知れない。
目的を一回で終わらせるのも、時には残念かも知れない。
今度はカンパーニュを食べに行こう。


明日は・・・No.7 ジビエ〔野生動物〕料理
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by yboulangere | 2006-07-03 16:05 | パン職人