No、4
Grenier a Pain Au Petrin d' Antan
174 rue Ordener 75018 Paris
パリでいえ、フランスで、そして今や日本でも大変な注目を浴びているViron社のRetrodorという小麦粉がある。
以前にも一度私のブログでご紹介したことがあるが、その小麦粉を使ったお店でパリで人気の高い、グルニエ・ア・パンというお店がある。
このお店はパリに6店舗、アンジェにも2店舗あり、バゲット・トラディッショナルの人気は揺ぎ無いものがある。
弊社は約2年前から、このお店と契約をしていて、すでに数十名という体験研修生が各店舗でバゲット作りを体験させていただいた。
そもそも、このお店とのご縁は、そのバゲットの美味しさから、私が虜になり、通って、通って、気がついたら工場でパンを作っていた・・・という訳。
私はここの従業員ではないから、決まって仕事には行かないが、暇さえあれば工場でパンを作らせてもらっている。
シェフのバジャマンは私をとても信頼してくれていて、ここでの体験研修生の研修時には初日は私が講習会をさせてもらっている。
研修時以外は、私はただ、もくもくと、このバゲットに愛情を注いでいる。
ここのバゲットは、吸水率といって、生地中に含まれる水分は72パーセント以上、多いときには75パーセント以上にもなる。
ゆっくりと生地をつくり、ゆっくりと仕上げていく。
オーナーシェフ、ミッシェル・ガロワイエ氏のこだわりで、成型後は自然に発酵させ、丁度良い加減で釜へ送る。
一本、一本、愛情のこもった最高のバゲット達である。
昨年秋、オーナーシェフ、ガロワイエ氏によるレシピ本が出版され、私はいち早く日本へ紹介した。
ここ、ペトラン・ダンタンは、2005年度のクロワッサンコンクール優勝店でもあり、バゲット以外も、感激の連続のお店である。
今日の午後、シェフのバジャマンから電話・・・
先週から待っているのに、Yoshimiは手伝いに来ない!!!いつ来るの???
来週あたり、行かなくちゃ!!!